「マイカル桑名」(イオンモール桑名)の過去を振り返るブログ

三重県桑名市の「マイカル桑名」(現在の「イオンモール桑名」)のかつての姿を振り返るブログです。主に私のうろ覚えの記憶とインターネットに掲載されている貴重な記録や画像から成り立っています。コメントをお寄せいただいた皆様、ありがとうございます。

岐阜「マーサ21」に「ダイナレックスチャレンジ」が開業【トンデミ桑名 イオンファンタジー】

以前、イオンモール桑名(旧マイカル桑名)に存在した

「トンデミ桑名」の施設とよく似たアスレチック施設が

岐阜県岐阜市にある「マーサ21」にオープンしたことがわかりました。

 

 

トンデミ桑名とは?

イオンモール桑名に3番街2階に

2019年4月18日(木)から2021年5月14日(金)まで存在した

アスレチック施設です。

 

運営は株式会社バンダイナムコアミューズメントが担当。

 

巨大なアスレチックやトランポリン、クライミングウォールなどの

アトラクションがありました。

 

3番街2階の天井が高くなっている部分に設置されており、

2002年の旧ダイナレックスのアトラクション部分撤去以来、

無駄になっていた場所が

約17年ぶりに有効活用され始めました。

 

しかし、コロナ禍などの影響もあり、

約2年で閉鎖となり、

跡地には「namco」が開業しています。

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

マーサ21」に類似施設が開業

撤去された「トンデミ桑名」の施設ですが、

どうやら株式会社イオンファンタジーが買い取ったのか、

岐阜県岐阜市にある「マーサ21」に移設されたとみられることがわかりました。

 

www.fantasy.co.jp

 

prtimes.jp

www.mylifenews.net

www.masa21.co.jp

www.nikkei.com

 

名前は「ダイナレックスチャレンジ」。

イカル桑名に存在した「ダイナレックス」を彷彿とさせる名前です。

 

2013年4月に「ダイナレックス」などの店舗ブランドを

原則「モーリーファンタジー」に統一したにも関わらず、

その後ブランドを増やし続け、

今回ついに「ダイナレックス」と名前の付くブランドが復活したことになります。

 

★【番外編】名駅「ユニモール」のテーマ「愛がかけてくる」が素晴らしい件【名古屋駅地下街 CM ソング 歌詞】

今回はマイカル桑名(現イオンモール)以外の話題を記事にしようと思います。

表明する場所がここしかないので、

申し訳ないですがお付き合いいただけると幸いです。

 

以前名古屋駅を訪れた時に、

名古屋駅桜通りにある地下街「ユニモール」の通路を歩いていました。

 

その時、どこかで聞いたことがある曲が流れました。

ユニモール」の CM で聞いたことがある曲です。

 

どうやら調べてみると、「愛がかけてくる」という曲名であることが判明。

歌詞は現存しない、とのことなので、

今回歌詞の特定に挑戦してみることにしました。

 

ユニモール」とは?

名古屋駅の桜通り(東側)にある地下街です。

名古屋市営地下鉄桜通線「国際センター」駅と

名古屋駅を地下通路で結ぶ形で

地下街が広がっています。

 

地下1階部分が商業施設、

地下2階部分が駐車場という構成になっています。

www.unimall.co.jp

ja.wikipedia.org

 

フジテレビの系列局東海テレビの関連会社が運営しており、

館内放送をフリーアナウンサーが担当しているようです。

 

ユニモール」の CM ソング

著作権の問題をクリアしているかわかりませんが、

YouTube で検索してみると、

ユニモール」の CM を見つけることができました。

 

 

背景で流れている曲が「ユニモール」のテーマ曲です。

すごく優雅でゆったりとした、

聞いていると心地よい、

けれども歌詞が聞き取れない分謎めいた印象のある曲です。

 

現地で聞くまでは気にも留めたことがなく、

聞いたことがあるという程度で、

この一節しかないと思っていました。

 

しかし、現地の館内放送で流れているのを耳にし、

このときはじめてフルバージョンが存在することを知りました。

 

テーマソングの詳細

Google 等で調べてみると、

いくつかのサイトに情報が掲載されていました。

 

まず「大名古屋大学」。

dai-nagoya.univnet.jp

 

このサイトには以下のように書かれています。

 9時55分。この時間に、ユニモールのテーマソングが流れます。「愛がかけてくる」という素敵な曲名です。ユニモールにお出かけの際は、是非耳を傾けてみてください。

 

次に「名古屋駅地区街づくり協議会」の「名古屋駅地区地下街マップ」

(情報はすべて2012年4月時点のもの。「テルミナ」は JR ゲートタワー開業に伴い、「ゲートウォーク」に名称が変更されました。)

http://www.nagoyaeki.org/content/wp-content/uploads/underground_area_map.pdf

 

ユニモール テーマソング
愛がかけてくる
歌:サーカス

今では歌詞の記録が残っていません。ユニモールで耳を傾けてみましょう。

 

サイトと、その他の情報をまとめると…

  • 曲名は「愛がかけてくる」
  • サーカスというグループが歌っている
  • 歌詞の記録が残っていない
  • 毎日午前9時55分と午後8時30分にフルバージョンが流れる

 

サーカスは男女4人組のコーラスグループです。

YouTube でお名前を調べると、

過去にリリースされた曲を聴くことができます。

 

「愛がかけてくる」の歌詞の特定に挑戦

 

drive.google.com

 

コメントをお寄せいただいた「中部の気まぐれ動画」様の動画です。

 

歌詞

コメントで修正してくださった皆様、ありがとうございます。

下線を引いた箇所が修正したところです。

 

(前奏)

(男声女声サビ)

Here is There is Everywhere is love

光の天使たちに急かされて

This is That is Everything is love

愛が照れながらかけてくる

 

(女声)

いつもと違うイメージ

少し遠くで待っている

あなたはすぐに気づかずに

呼び止められて驚くわ

 

(男声)

いつもと違う木の陰に

隠れて君を待っている

背中を急に抱きしめて

驚く顔が見たくて

 

(男声女声)

3分だけ探し合い

3秒だけ見失い

だけど2人は描いてる

心にクローズアップを

 

 (間奏)

 

(男声女声サビ)

Here is There is Everywhere is love

水面(みなも)を渡る風の素早さで

This is That is Everything is love

愛は手を振ってかけてくる

 

(女声)

時計チェーンと髪飾り

お互いそれを贈るため

大事な髪と金時計

手放す話 思い出す

(* O. Henry The Gift of the Magi (1905) (オー・ヘンリー『賢者の贈り物』)がもとになっているものと思われる)

 

(男声)

きっと恋した人ならば

誰もがいつか気づくはず

間違いじゃない間違いの

向こうに見える優しさに

 

(男声女声)

3分だけ笑い合い

3秒だけ見つめ合い

そして2人は見つけ合う

共にスローモーション

 

3分だけ探し合い

3秒だけ見失い

だけど2人は描いてる

心にクローズアップを

 

 

私の解釈が間違っていなければ、

この曲はなんと愛し合う1組の男女の掛け合い

お互いを理解し、愛を深め合っていく過程を

かくれんぼに例えた歌詞になっていたのです。

 

「3分」「3秒」と言っているのは

よく聴かないとわかりませんでした。

 

「時計チェーンと髪飾り お互いそれを贈るため 大事な髪と金時計 手放す話 思い出す」の部分について

もじゃ様からコメント欄でご指摘いただきましたが、

O. Henry The Gift of the Magi (1905) (オー・ヘンリー『賢者の贈り物』)が

もとになっているものと思われます。

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

 

まだまだ特定できない部分が多く、

私自身が英語が苦手なので、

英語の部分がまったく聞き取れません。

 

ご指摘があればコメント欄にお寄せいただけると幸いです。

3番街1階 粋族館(レストラン街) 今や幻の空間に・・・【水族館 熱帯魚 水槽 Joshin ジョーシン 家電 海のルネッサンス】

 

「粋族館」は3番街1階にあった

レストラン街です。
 
なぜこのような名前になっているかというと、
レストランや通路には魚が泳ぐたくさんの水槽が設置され、
まるで水族館のようになっていたからです。
 
「海の底」に迷い込んだ感覚を味わえることをセールスポイントにしており、
柱の周りにサメの泳ぐ大きめの水槽があった他、
足元の床が水槽になっている部分もありました。
 
しかし、維持費が嵩むのか、
2001年ごろから水槽は撤去、
(水槽が撤去、というより、中の魚が先に撤去され、
しばらくの間水槽の周りには変なラッピングがされていました
ゾーンの名前も「レストランタウン」に変わり、
普通のレストラン街に変わりました。
 
その後、入居するテナントが入れ替わった後、
2004年11月にゾーンの半分が、ラーメン店を集めた
「桑名ラーメン街道」に改装されましたが、
あまり流行らず。
 
ついにはレストランタウンと桑名ラーメン街道をぶっ潰し、
家電量販店「ジョーシンイオン桑名店」が開業。
レストラン街だった痕跡は、ほぼなくなりました。
 

ほとんど記録がない「粋族館」

できた当初は、珍しさから
雑誌やテレビに多く取り上げられていた記憶がありますが、
現在、画像などがほとんど残っていません。
 
当時の写真などをお持ちの方は是非ご提供いただけると幸いです。
 

かなり凝った内装

「粋族館」を運営していたのは、株式会社マイカイースト。
レストランを運営していたマイカルグループの企業で、
現在は株式会社イオンイーハートに吸収合併されています。
 
さすがマイカルグループというべきか、
細かいところまでかなりこだわったデザインを施しています。
 
インターネット上に唯一、閉鎖される前の「粋族館」の写真が残っていました。
イカル桑名を施工した「りんかい日産建設」(かつてはマイカル傘下)
のホームページです。
 
この写真は、下のフロアマップのエスカレーター付近を
矢印の方向から撮影したものです。
(当時2階にあった「ダイナレックス」へ通じるエスカレーターなので、
ダイナレックスのロゴが掲げられています)。
 

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フロアガイドの画像は以下より引用

フロアマップ|ショップガイド│イオン桑名ショッピングセンター

 

写真の右側の壁の部分には、モニターが並べられ、

熱帯魚など、海の底を演出する映像が流されていました。

 

また、天井に目を向けると、

海の中から見た空をイメージしているのでしょうか、

天井の一部が高くなっていて、青く照らされています。

 

通路のわきには、神殿をイメージしたような

柱が等間隔に置かれています。

 

写真には写っていませんが、

魚や船の舵などをイメージしたモニュメントも

設置されていました。

 

レストラン街全体はブルーの光で照らされ、

奥に行くほど、だんだん薄暗くなっていく

(=海の深くに入っていくような演出)など

なかなか凝った演出も行われていました。

 

写真の左側には、後述の熱帯魚店「アイドル一番」があり、

販売中の熱帯魚が入れられた水槽が並んでいます。

  

(追記)当時のフロアガイドを入手

当時「粋族館」だけのフロアガイドが存在していました。

今回、画像をいただくことができたので、

フロアガイドに掲載された内部の様子をご紹介します。

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入居していたテナント

 これもかなり曖昧です。

 

販売革新』という雑誌によると、

開業当初以下の店が出店していたとのこと。

 

百人一朱(和風ファミリー)84席

湖陽樹(中華)102席

やじきた(そば・うどん)62席

とら蔵(ラーメン、餃子)28席

野とン(とんかつ)40席

北の坂(コーヒーショップ)64席

コロコロ亭(カレーライス)15席

おらんく家(寿司)35席

ジュバン(鉄板焼き)55席

赤い風船(焼き肉·しゃぶしゃぶ)197席

 

商業界『販売革新』(1995年5月)より抜粋

 

 

 

時期は不明ですが、

私がデータを持っている最古のフロアマップは

以下のようになっています。

 

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レストラン街に熱帯魚店?

 現在、鶴橋風月か若鯱家がある部分に
「粋族館」時代は、「アイドル3」という名前の
熱帯魚店が存在しました。
 
熱帯魚や熱帯魚用品を販売していたわけですが、
レストラン街で熱帯魚を売るというのは
当時のお客さんの反応はどうだったのでしょうか…。
 

ロゴも存在

「粋族館」のロゴも存在しました。
「粋族館」を含む3番街の建物を外から撮影した画像です。
 
 
かなり不鮮明ですが、画像中央にあるロゴ
「SUIZOKUKAN」と書かれています。
 

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粋族館の奥に噴水?

エレベーターホールの部分には、池があり、
噴水が設置されていました。
 
ところがこの噴水は2002年、「粋族館」が
「レストランタウン」へ変わった頃に、
撤去されました。
 
一時は、跡地にマッサージ店が置かれた時期がありましたが、
現在、店舗などはありません。
 
この噴水については、以下の記事でも取り上げています。
  

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 
下の画像の奥のほうに見えるのが、
エレベータホール前の噴水です。

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 マイカル明石には「海のルネッサンス」が存在

イカル明石(現在のイオン明石ショッピングセンター)の2番街には、

「海のルネッサンス」というレストラン街が存在しました。

 

コンセプトが粋族館と似通っており、

既に撤去されてしまいましたが、

水路や噴水も存在していたようです。

 

 

 

イカル明石の2番街の噴水や水路の工事を担当した

業者のホームページから

かつての2番街の様子がうかがえます。

 

www.koeiaquatec.co.jp

 

噴水などを設置する施工業者、株式会社光栄のホームページ。マイカル明石2番街の吹き抜けにあった噴水や水路の写真が綺麗に残っています。

 

次にこちらは PDF ですが、一般財団法人日本商環境デザイン協会関西支部の会報。4ページ目から5ページ目にかけてモノクロですが、噴水や内部の様子を捉えた写真があります。

 

一般財団法人日本商環境デザイン協会関西支部JCD Kansai』vol.43(1998年2月) 

  

最後は兵庫県が出した資料。こちらも PDF ですが、1ページ目に「海のルネッサンス」のロゴ、6ページ目に噴水を含む吹き抜けの写真が掲載されています。

 

兵庫県『オーズタウン開発計画』 (2000年12月)

 

3番街2階 室内遊園地 「ダイナレックス桑名店」【マイカルクリエイト イオンファンタジー DYNALECX イオン桑名 ブックオフの昔 トンデミ桑名】

更新情報

2022年1月1日 ゼノンシアターの詳細を更新。

2021年12月31日 細かい修正を実施。沿革を追加。

2021年1月31日 開業当初の導入施設の詳細を追加

2019年5月15日 ダイナコースター(桑名)の画像を追加

2019年3月10日 「トンデミ桑名店」に関する情報を追加

2018年8月1日 アトラクション配置図を訂正

2015年12月26日 「クリスタルメイズ」に関する情報を追加

2015年7月29日 「スタジオ8」の位置の訂正・「リトルディガーズ」の追加など

2015年5月5日 記事の作成

現在、経済専門誌や新聞などでダイナレックス桑名店の

当時の様子を調査しています。

今後も定期的に更新を行う予定です。

 

 

イカル桑名(現イオンモール桑名)にあった目玉スポットの1つ、

いや最大の目玉と言っても過言ではなかった
ゲームセンター「ダイナレックス桑名店」。
 

普通のゲームセンターとは違い、

「エンターテイメントパーク」と

銘打って、様々なアトラクションが存在しました。

 

ダイナレックス桑名店の概要

ダイナレックス桑名店は、1995年
イカル桑名の開業ともに誕生しました。
 
株式会社マイカルのグループ会社
「株式会社マイカルクリエイト」(2006年株式会社イオンファンタジーに吸収合併)
が運営していました。
 
 
「株式会社マイカルクリエイト」は
イカルグループのアミューズメント施設の運営を行う会社です。
ダイナレックス桑名店開店にあたり設立されました。
それまで株式会社ニチイの事業部が行っていた
ゲームセンターやボウリング場の運営、
株式会社マイカルハミングバードが行っていたカラオケボックスの運営などを
引き継ぎました。
 
店舗があった場所は、マイカル桑名の3番街2階。
現在はブックオフ・スーパーバザーなどがある場所です。
 

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画像は以下より引用(赤線は私が書き込みました)

フロアマップ|ショップガイド│イオン桑名ショッピングセンター

 
赤色の線で示された部分に、
天井が高くなっているところがありますが、
そこがかつて多数のアトラクションが存在した場所です。
 
3番街のかなりざっくりとした断面図は以下のようになっています。
 

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イオンモール桑名は高低差のある敷地にあるため、
断面図にするとややいびつな構造に見えます。
吹き抜けにあたる部分の1階部分には
エレベーター設備以外のものは何もありません。)
 
上の図でブックオフの2階から4階まで吹き抜けになっている部分が
先ほどのフロアマップの赤線で囲った部分です。
 
4階の天井にまで達している…かはわかりませんが、
吹き抜けのようになっていて、
昔はその部分にアトラクションがありました。
 
当時は、子供向けの大型遊具やレーザー銃を使った対戦型アトラクションなど、
様々なアトラクションを導入して三重県内外の注目を集めました。
 
しかし、2002年を過ぎたあたりから、
客が減少したのか、アトラクションが次々と閉鎖に。
 
アトラクション閉鎖後は、
吹き抜けにあたる部分を閉鎖した状態で
ゲームセンター部分のみ営業していました。
 
2000年代後半には、アトラクションがあった場所に
ミズノがプロデュースするフットサルコート「ダイナレックススポルト」が誕生します。
 

その様子は、フットサルコートがなくなった今でも

次のホームページで確認することができます。

 

 

 

 

そしてそれ以外の部分は普通のゲームセンターと大して変わらず、

平日はガラガラという状況になりました。

 

そして2012年2月19日、ダイナレックス桑名店は閉店しました。

 

ダイナレックス桑名店閉店時に店内に掲示された

「閉店」の張り紙が以下のホームページに掲載されていました。

 

 

 そして、改装工事を経て、

2012年6月7日に「ブックオフ・スーパーバザー」が開店しました。

 

 

ダイナレックスに存在したアトラクション 

今回かなり頑張って、「ダイナレックス桑名店」の

アトラクションの配置図を再現してみました!

 

「ダイナレックス桑名店」は閉店までに何度か改装を繰り返しています。

 

アトラクションが消滅するまでの期間(2000年代前半まで)を

勝手に1期から3期までに分けて、存在したアトラクションをご紹介します。

 

記憶があいまいで、抜けや誤りを含みます。ご了承ください。

 

1期(1995年から1999年まで)

 

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次郎長様のコメントによれば、チケットボックス

の裏手にスタッフルームがあったとのこと。

 

アミューズメント専門誌『月刊レジャー産業資料』によると、

開業当初に存在したアトラクションは以下の通り。

 

「ダイナレックス桑名導入施設」(『月刊レジャー産業資料』1995年4月号より)

施設 / 面積 特徴 備考 利用料金
レーザークエス
352㎡
レーザーシューティングゲーム。宇宙空間を想定したコンバットアリーナは迫力ある音響と幻想的な照明、スモークがたちこめる。 販売元:英国レーザークエスト社
設置マシン台数:30セット
700円
ゼノンシアター
398㎡
シミュレーションシアター。モーションベースは56人乗りの床移動タイプ(油圧6軸連動方式)。音響は4チャンネルサラウンドシステム採用。上映ソフトはジョージ・ルーカス監督「エイリアン エンカウンター」。 ハード・ソフト制作:三菱重工業(株) 700円
フューチャーゲート
868㎡
アミューズメントスペース。グリム童話を再現した不思議な空間に「ドリームパレス」「ビンゴパーティー」「バーチャレーシング」等導入。 マシン設置台数:130台
直営
-
クリスタルメイズ
423㎡
同名のTV番組をモチーフとしたイギリスで流行のゲームが、日本初上陸。チームメイト(最大6人)と協力してコンピュータの繰り出すゲームをクリアし、制限時間内で得点を競う。 販売元:英国サイバーローム
輸入元:インターナショナルレジャー システム(株)
700円
ディガーズマウンテン
247㎡
マスコットキャラクター「ディガーモール」の3人が住むという設定の巨大な火山。内部はフィールドアスレチックなどで構成される。   500円
リトルディガーズ
158㎡
幼児の創造力や体力、精神力を育む施設を設置。ファミリーで楽しめる。巨大な楽器のあるミュージックアトリウムやボールプール等を導入。   400円
アストロゲート
40㎡
占いゾーン。3Dサウンドホラー性格診断「グランディッシュの館」や占星術シアター「サイカバーン」など、ゲーム感覚あふれるマシンを設置。 マシン販売元:ヒューマン(株)
マシン設置台数:5機種
-
スタジオ8
455㎡
ノスタルジックなゲームマシン8種を設置。シンプルなカーニバルゲームで誰にでも楽しめる。景品に「ディガーモール」のぬいぐるみなど。   -
サーカス&サーカス
207㎡
50席のカジュアルレストラン。アイスクリーム、ドリンク、ハンバーガーなどを提供。ゲームに熱中する子どもたちを見守りながら休憩できる。 運営:(株)マイカルイスト -
ダイナレックスストアー
143㎡
スーベニアショップ。「ディガーモール」の大・小ぬいぐるみをはじめ、オリジナルグッズを販売する。 直営
オリジナル商品等1,000点
-

 

 

2期(1999年から2001年まで)

  

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開店から数年が経ち、

いくつかのアトラクションのリニューアルが行われました。

  • リトルディガーズの廃止、ディガーズマウンテンのリニューアル

   (未就学児向けの「リトルディガーズ」廃止に伴い、「ディガーズマウンテン」の中に未就学児向けのコーナーが設置されました。また、「ディガーズマウンテン」の遊具自体も更新されました。)

  • アストロゲートの移転(その後廃止)

   (「アストロゲート」(占いの館など)は、1期では「ディガーズマウンテン」の横にありましたが、「ディガーズマウンテン」の拡張に伴い、入口付近に移転しました。その後、プリクラコーナーに変わっています。)

 

 

3期(2001年から2002年まで)

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  • ゼノンシアターの廃止
  • ディガーズマウンテンの移転(2階から3階部分へ)
  • ダイナコースター・ミニF1ランドの設置
  • クリスタルメイズ、レーザークエストの廃止(2001年3月)
  • クリスタルメイズの内装の簡略化

 (「クリスタルメイズ」の最後に入る「クリスタルドーム」は、入口付近にあり、ダイナレックスの通路から見ることができました。通路とクリスタルドームの間には、順番待ちのための黒い柵や大きなクリスタルなどの装飾物が置かれていました。しかし、3期へのリニューアルで柵や装飾物がなくなり、通路とクリスタルドームを隔てるものが全くなくなりました。)

 

第3期に存在したアトラクションは以下の通り。

(クリスタルメイズ、レーザークエスト廃止後)

 

ア ト ラ ク シ ョ ン 名 料 金 営 業 時 間 備 考
ディガーズマウンテン 400円 11:00~18:30
(土日祝日は10:00から)
(最終受付18:00)
1歳以上、身長140cm未満
身長110cm未満の場合は要保護者同伴
お子様はくつしたが必要です
ダイナコースター 1名:500円
2名:1,000円
10:00~22:00
(最終受付21:30)
4歳以上の方がご利用になれます
身長110cm未満の方は要保護者同伴
ミニF1ランド 200円 10:00~22:00
(最終受付21:30)
小学生未満の方は要保護者同伴
ロストワールド 1名:500円 10:00~22:00
(最終受付21:30)
身長130cm未満の方がプレイされる場合
座席は動きません
フューチャーゲート      
プリクラコーナー      
スタジオ8 300円 10:00~21:00
(最終受付20:30)
 
ウルトラSHOT M78   10:00~21:00 定休日は一番街サティに準じます

 

https://web.archive.org/web/20010604162647/http://www.mycal.co.jp/mcr/より

 

吹き抜けの部分には、階段があり、

3階に相当する部分にもアトラクションがありました。

 

階段部分は、お城をイメージしたものになっていて、

「ダイナ城」と呼ばれていました。

 

当時の写真が以下のサイトに残っています。

 

では、アトラクションの詳細を見ていきましょう。

 

ディガーズマウンテン

主に小学生を対象にした大型アスレチック。

(厳密には5歳から15歳を対象にしていたようです)。

 

2階相当以上の高さのある、かなり規模の大きなものでした。

 

2階相当以上高さから滑り落ちる滑り台や

ボールプールなどがありました。

 

 

1期では、火山をイメージしたものだったのが、

(ディガーズマウンテンの「マウンテン」の由来。

ディガーは後述するキャラクターの名前)

2期では、お城をイメージしたものに変わりました。

3期のものは見たことがないので、どのような形状だったのか

今となってはわかりません。

 

また、1期と2期では、2階部分(=レーザークエストと同じフロア)

にありましたが、3期では、3階部分(=ダイナ城の階段を上がった場所)

に移設されました。

 

ディガーズマウンテン撤去工事以降、

ダイナ城の階段を上がった3階部分には、

何もない状態が続いています。

 

ただ、ディガーズマウンテンが存在した痕跡が

今も残っています。

 

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上の図の矢印の方向から

3階部分を見上げると、

ダイナ城の階段を上がってすぐ右手にあった

「ディガーズマウンテン」の入口の痕跡が残っているほか、

3階部分の天井から吊るされていた旗が

現在も残っています。

 

 

 

ちなみに、マイカル小樽の「ダイナレックス小樽」にあった

同型アトラクション「ディガーズマウンテン」は、

北海道の「ルスツリゾート」に移設され、現存しているようです。

 

 

読者の方の情報によれば、第3期のティガーマウンテンは、

外見はルスツリゾートものに似ており、

ルスツのものより高度が高かったとのこと。

 

中には、最上層からのパイプ滑り台、ボールプール、

滑車滑りがあったそうです。

(情報提供:あき様)

 

リトルディガーズ

未就学児を対象としたスペース。

ボールプールや巨大な楽器が設置されていたようです。

 

アメリカの類似アトラクションの映像が

YouTubeに掲載されています。

 

www.youtube.com

 

「リトルディガーズ」は1期から2期へのリニューアルで廃止されました。

 

その代わりに、小学生を対象にした「ディガーズマウンテン」に

未就学児用のコーナーが設けられました。

 

レーザークエス

レーザー銃を使った対戦アトラクション。
アメリカにあるものを輸入したものと思われます。
 
ダイナレックス桑名店開店当初から存在したアトラクションでしたが、
クリスタルメイズとともに
2001年3月31日(土)で休止し、
その後解体されました。
 
1回10人ほどのグループでプレーします。
 
ルールを解説するビデオを真っ暗な空間で見た後、
レーザー銃や光センサーが付いたベストを着用。
 
その後アリーナに移動し、対戦が始まります。
(このアリーナ内は、薄暗く、迷路のように入り組んだ構造になっていて、
階段で2階部分にも行くことができました。)
 
他の人が着ているベストに付いている
光センサーに向けて、レーザーを発射し、
命中した数などによってスコアが決まります。
 
ゲーム終了後には、

誰に何発撃ったか、
誰に何発撃たれたか、

はもちろん、
命中率などかなり詳細なスコアシートを受け取ることができました。
 
基本は個人戦でしたが、
不定期で団体戦の大会のようなものも行われていたようです。
 
現在、レーザークエストは日本にはないようですが、
海外では、稼働しているらしく、
YouTube にルールを解説するビデオが掲載されていました。
 
イカル桑名にあった「レーザークエスト」の解説ビデオも
このビデオを日本語に吹き替えたもの(あるいは字幕)
だったような気がします。
実際にレーザークエストに行ったことがある方のブログに
当時の貴重な写真が残っていました。
こちらのブログ記事に掲載されている写真が
レーザークエストの入口部分です。
 
現在のブックオフ・スーパーバザーの
古本売り場にあたる部分です。
 
 
レーザークエストは、桑名の他、本牧、小樽のダイナレックスにもあったそうです。
 
また、愛知県豊田市の豊田サティ(2002年閉店)のダイナレックスにも
レーザークエストとディガーズマウンテンがあったことがわかっています。
 

 

 
(レーザークエストは末期には廃止され、
跡地は英会話スクールの NOVA として利用されていたようです)。
 

クリスタルメイズ

アメリカのテレビ番組をモチーフにしたアトラクション。
コンセプト的には、日本テレビ系列で放送されていた
に似ています。
 
ダイナレックス桑名について書かれた経済誌では、
痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」に似たアトラクションである、
と表現されています。
 
レーザークエストと同じく
ダイナレックス桑名店開店当初から存在したアトラクションでしたが、
2001年3月31日(土)で休止し、
その後解体されました。
 
 
YouTube で「Crystal Maze」と検索すると、
番組の映像が出てきます。
著作権をクリアしているかはわかりません)
 
いくつかの小さなアトラクションをクリアして、
クリスタルを集め、最後のクリスタルドームで、
紙吹雪を集める…みたいなアトラクションだったようです。
 
体験したことがないので、詳細はわかりません。
 
ダイナ城の階段付近に窓があり、
その中を見てみると、
滑り台のようなものがあった記憶があります。
 
おそらく「クリスタルメイズ」のアトラクションの一部だったと思われます。
 
(追記)
「Crystal Maze Japan」と Google 検索を行うと、
ダイナレックス桑名店にあった
クリスタルメイズの写真が掲載されているブログが見つかりました。
 
 
内容をあまりよく読んでいないので詳細はわかりませんが、
上から1枚目と3目の写真が
ダイナレックス桑名にあったクリスタルメイズのものだそうです。
 

 

1枚目の写真は、クリスタルドームに至るまでの

ゲームの1つが行われる部屋とみられます。

 

「the Aztec zone のものだ」と書かれていますが、詳細はわかりません。

 

3枚目の写真の左側に写っているのは「クリスタルドーム」。

「クリスタルドーム」とダイナレックスの通路を隔てる

黒色の柵のようなものがあり、

そこにスタッフ2人がもたれ掛かって写真を撮っている姿が見えます。

 

ちなみに、この黒色の柵は2期から3期へのリニューアルの間になくなりました。

 

また、3枚目の写真からわかるように

当時のダイナレックスで働くスタッフのコスチュームは

真っ黒の作業着のようなコスチュームでした。

 

つばのついた黒い帽子をかぶっているスタッフもいました。

 

クリスタルメイズだけでなく、レーザークエストのスタッフも

このコスチュームを身にまとっていたように記憶しています。

 

イオンファンタジーと合併した後のダイナレックスや

旧ファンタジーアイランド、モーリーファンタジーのスタッフが

着ている(着ていた)明るい色の制服とは対照的なコスチュームでした。

 

参考:  会社設立10周年記念に店舗ユニフォームを刷新 (株式会社イオンファンタジー)(PDF)

 

2007年に旧ファンタジーアイランドとモーリーファンタジー
コスチュームを変更した際のニュースリリースです。
 
 

ゼノンシアター

1期にダイナ城の階段を上った3階部分にあったアトラクション。
映像に合わせて、座席が動くアトラクションだったようです。
 
先ほどの「レーザークエスト」の写真を掲載されている方のブログ
桑名ダイナレックス - ねおあみ日記」に詳細が載っています。
 
  • 48人乗りだった
  • 映像は「RGBアドベンチャー」だった
  • アトラクション前に通る空間がお城の大広間のようだった
 
ことが書かれています。
 
「RGBアドベンチャー」と検索すると、
Wikipedia に詳細が掲載されていました。
 
光の三原色をテーマとしたSF冒険作品。

1998年にライドアトラクション向けに製作された同名の約8分間のフルCGアニメーション(原作モンキー・パンチ)のアイディアをもとにしているが、ストーリーやキャラクターなどはほぼ全面的に、新たに書き起こされている。
 
また、YouTube で、アニメの映像を見ることができます。
 
上映されていた映像が
スター・ウォーズ』で有名なジョージルーカス監督の
未知との遭遇』だったという情報もあります。
 
『精密工学会誌』(1997) の中に
「体感シミュレータへの応用」という論文があり、
その中に「ゼノンシアター」に関する記述があります。
 
 
詳しい方の話で、
当時の様子がかなりわかってきました。
 
図面にしてまとめることにします。

f:id:shoplists:20220101040840j:plain

 

ゼノンシアター内部の順路は
上の図のようになっていたようです。
 
まずゼノンシアターを体験するには、
ダイナ城の階段を上る必要があります。
 
ダイナ城の下部分は通路になっていて、
そこを抜けると、ディガーズマウンテンや
レーザークエストの出入口にたどり着きます。
 
写真を見た方がイメージが湧きやすいと思います。
 
階段を上がって、右に曲がると
プレショールームがあります。
 
ここで当時はプレショーが行われていたのでしょうか。
スクリーンが設置されていたそうです。
 
ディガーズマウンテンの項目でご紹介した、
現在でも見ることができる「旗」のような装飾は
このプレショールームのものと思われます。
 
そして、関係者の方の話によると、
このプレショールーム
当時の様子が、ほぼそのまま残っているそうです。
 
費用の関係で撤去できなかったのでしょうか、
スクリーン、プロジェクター、シャンデリアのような装飾、
旗のような装飾、壁の装飾等も
すべて残っているそうです。
 
プレショーが終わると、左手に曲がって、
劇場の横にある通路に移動します。
 
階段状になっている通路で8人×7列に並んだあと、
劇場に入場します。
 
ゼノンシアターは、
スクリーンに映し出される映像に合わせて、
座席が動くアトラクションでした。
 
体験が終わると、
スクリーンの向かって右側から退出し、
通路を通って、
入口付近に戻ることができます。
 
これが一連の流れだったようです。
 
 

アストロゲート

詳細はよくわかりません。
「マーダーロッジ」というホラー系のアトラクションなども
あったような気がします。
 
「アストロゲート」のような名前だったような…。
 
かなり早い時期に消滅したような気がします。
 
ディガーズマウンテンの横にあった時期もあれば、
入口付近にあった時期もあったような…。
 
「マーダーロッジ」は
ダイナレックス小樽店にも同名称のアトラクションがあり、
閉店後、ルスツリゾートに移設されています、
現在でも稼働しているようです。
 

スタジオ8

 アーケードゲームが数個集まったアトラクション。

ボールをケースの中にうまく入れられると、

景品がもらえる...みたいなゲームがあった気がします。

 

当初は仮装(コスプレ)をして写真撮影ができる

アトラクションとして開発が進められていたようですが、

結局、アーケードゲームのアトラクションになってしまった

という経緯があるようです。

 

「スタジオ8」という名前は写真館を想定して付けられたもの。

 

「ダイナレックス桑名店」開業前の

1995年1月に発売された『アミューズメント産業』
177ページには、
「スタジオ8」のオープン前の構想として
次のような記述があります。

246㎡にマンハッタン、アニメ製作(原文ママ)現場など5つのイメージを持つスタジオセットを設置。専門のスタッフによるフェイスペインティングコーナー、合成写真、合成ビデオコーナーなどで構成される。

 

 

ダイナコースター

3期のリニューアルで登場した屋内ジェットコースター。

2期まで「ディガーズマウンテン」が存在した場所に

完成しました。

 

ジェットコースターといっても、

いくつかの車両が連結され、

一度に複数人が楽しめる一般的なものではなく、

2人までしか乗車できないトロッコ型でした。

 

「梅雨でも楽しめるジェットコースター」として

東海テレビ(フジテレビ系)の「スーパーニュース」で

中継が行われたこともありました。

 

このダイナコースターの特徴は

屋内に設置されたことと

ライドが回転することでした。

 

 私のかすかな記憶によれば、

コースは以下のようになっていました。

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乗り場から発車し、チェーンリフトで

天井ぎりぎりの高さまで登っていき、

ダイナ城の階段の上、★の部分まで

ライドが回転しながら、走っていきます。

 

そして、★の部分で一旦停止して、

回転していたライドの方向をもとに戻した後、

一気にスピードを上げて、

下に下っていきます。

 

所要時間は1分ほどのアトラクションでした。

 

こちらのブログにダイナコースターの乗り場の

写真が掲載されていました。

また、web アーカイブ Wayback Machine

ダイナレックスのホームページのアーカイブが残っており、

その中にダイナコースターの紹介として

桑名店にあったものの画像が掲載されていました。

 

画像左に見えるのがダイナ城、

そのさらに左に行くとレーザークエスト(ダイナコースター稼働後すぐに閉鎖)

がありました。

 

天井付近にある黄色の飛行機のようなものの

下あたりにダイナコースターの乗り場がありました。

 

イカル小樽の 「ダイナレックス小樽」にも

「ダイナコースター」がありました。

 

ダイナレックス小樽のダイナコースターは

ルスツリゾートに移設され、

「マッドマウス」として運営されています。

 

rusutsu.com

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.facebook.com

 

ダイナレックス小樽店にあった時代から

ライドが回転しないのか、

ルスツリゾートに移設されてから

回転しなくなったのかはわかりません。

 

コースはダイナレックス桑名店にあったものと若干異なるものの、

イメージはだいたい同じです。

 

小樽店の方が、天井までの高さが低いなど、

構造的な問題で

桑名店のものはもう少し高さがあったように思います。

 

ミニF1ランド

ダイナコースターの下のスペースを利用したゴーカート。

名前は「ミニF1ランド」だったようです。

 

サーカス&サーカス

ファーストフード店。

ハンバーガーやソフトドリンクの提供を行っていました。

 

運営は3番街1階の「粋族館」を運営する

「株式会社マイカルイスト」。

 

(マイカル小樽にあった「ダイナレックス小樽」には

カフェ業態の「ダイナカフェ」がありました。)

 

ダイナコースターやレーザークエストが閉鎖された時期に

姿を消したような記憶があります。

 

フューチャーゲート

一般的なゲームセンターにある

ゲーム機が設置されたコーナー。

 

小樽や本牧にもアトラクションが

神奈川県横浜市のマイカ本牧にあった「ダイナレックス本牧店」や
北海道小樽市のマイカル小樽にあった「ダイナレックス小樽店」にも
複数のアトラクションがあったようです。
 
ダイナレックス小樽店のアトラクション
施設 料金 身長制限及び利用制限
ディガ-ズマウンテン
難破船
1人 400円 小学生以下
1人 500円 保護者のみ
1人 300円
3歳以上・身長110cm以上
3歳未満保護者同伴でも不可
2人 500円
ダイナコースター 1人 500円 3歳以上・身長110cm以上
3歳未満保護者同伴でも不可
ワイルドリバー 1人 600円 身長110cm以上
身長110cm未満保護者同伴でも不可
フォーチュンケイブ 1人 400円  
ロスト・ワールドスペシャ
1人 500円
身長110cm以上
身長110cm未満はライドをとめて利用
2人 800円
パワースレット
1人 500円
身長110cm以上
身長110cm未満保護者同伴でも不可
2人 800円
マーダーロッジ
1人 500円
身長110cm以上
2人 800円

  

MYCAL-OTARU.CO.JP[DYNALECX]より抜粋

netanker.hatenablog.jp

 

設計はイギリスのデザイン事務所が担当か

開業当初の店舗デザインは、

イギリスのデザイン事務所が担当したようです。

 

ダイナレックスの英語つづり「DYNALECX」で Google 検索してみると、

イギリスの「IHDesign」という デザイン事務所事務所のホームページにたどり着きました。

 

その「Scrap Book」には、ダイナレックス桑名店とみられる

 が見つかりました。

 

その他、店内の様子はいくつかのホームページに

いまでも残っています。

 

 

 

また、イギリスの総合レジャー開発会社である
インターナショナル・レジャー・システム(ILS)社が
プランニングを担当した、という情報もあります。

 

ダイナレックスのコンセプト

「ダイナレックス」には、
「ダイナミックなレジャー・エンターテイメントコンプレックス」
という意味が込められているそうです。

また、1995年1月に発売された『アミューズメント産業」には、
コンセプトについて次のような記述があります。

テーマは“愛と友情と冒険”。「オークとアシェという双子の兄弟がたまたま潜り込んだ地下の世界で、ディガーズモール、フローモール、ドリラーモールという3匹のもぐら達と力を合わせ、悪魔に捕らわれたお姫さまを救出する」というストーリー設定のもと、別記に9つの施設で構成される。

 

ダイナレックスのキャラクター

ダイナレックスには、モグラのキャラクターがいました。
以下のサイトに写真が残っています。
左の写真「DYNALECS」と書かれたロゴの
右側に青色のモグラ情報提供:もぐら様)のようなキャラクターとその仲間たちが書かれています。
 
おそらく青いモグラが「ディガーズマウンテン」の由来となった
「ディガー」というキャラクターです。
 
ノリ様のコメントによると、
開業当初は、施設全体が3匹のモグラの住処をコンセプトにしていたとのこと。
モグラの名前は、「ディガー」「ドリラー」(もう1匹の名前は不明))
 
しかし、2002年頃から、「ディガー」たちが影を潜め、
「パラダイスフレンズ」というキャラクターが使われるようになりました。
 
ダイナレックスという業態は消滅しましたが、
キャラクターのデザインを担当した
会社のホームページにキャラクターの詳細が掲載されています。
 

(掲載されているもののうち少なくとも数枚はダイナレックス桑名店の画像です。) 

 

また、ダイナレックス桑名店の入口のロゴの横にも

パラダイスフレンズが描かれていました。

 

イオンファンタジーが再出店

ダイナレックス桑名店を運営していた「株式会社マイカルクリエイト」を
2006年に吸収合併した「株式会社イオンファンタジー」。
 
2012年2月19日に「ダイナレックス桑名店」の閉店をもって、
株式会社イオンファンタジーはマイカル桑名から撤退しましたが、
2015年4月17日の「イオンモール桑名」へのリニューアルに合わせて、
約3年2か月ぶりに再出店を果たしました。。
 
イオンファンタジーが出店したのは、3番街ではなく、
  • 1番街3階(未來屋書店・トイマートの跡地)
  • 2番街2階(ナムコの跡地)
の2か所。それぞれ、
 
  • 1番街3階には「モーリーファンタジー桑名店」(2015年4月17日開店)
  • 2番街2階には「NOSICA(ノジカ)」(2015年7月30日開店)(すでに閉店→経緯については別の記事をご覧ください)

  

が出店しました。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

3番街2階の沿革

1995年3月24日(金)  「マイカル桑名」開業。同時に「ダイナレックス桑名店」開業

1999年8月1日 (日)  「ディガーズマウンテン」1度目のリニューアルオープン。

            (『アミューズメント産業』1999年10月 p. 63 より)

2001年3月31日(土)  「クリスタルメイズ」「レーザークエスト」営業終了

           (Wayback Machine より)

2001年4月28日(土)  「ディガーズマウンテン」2階部分から3階部分へ移転。2度目のリニューアルオープン(Wayback Machine より)

2002年3月ごろ  「ディガーズマウンテン」「ダイナコースター」など大規模アトラクションが営業終了。吹き抜け部分が閉鎖される。(私の記憶から)

2003年12月13日(土)  ミズノが運営する「ダイナレックススポルト」がプレオープン

       (ダイナレックススポルトより)

2012年2月19日(日)  「ダイナレックス桑名店」閉店

2012年6月7日 (木)  「ブックオフ・スーパーバザー」開店

2019年4月18日(木)  「トンデミ桑名」開店

2021年3月31日(水)  「トンデミ桑名」閉店

2021年5月14日(金)  「トンデミ桑名」跡地に「namco」開業

マイカル桑名の噴水 意外な真実

マイカル桑名の噴水といえば、

1番街の広場にある大噴水を思い浮かべると思いますが、
かつては他にもいくつかの噴水があった記憶があります。
 

一部誤っているかもしれませんが、位置とどのような噴水があったかを

かすかな記憶と乏しい表現力を頼りに探っていきます。

1番街2階 サティとビブレの間

1番街2階のサティとビブレの間に
やや大きめの噴水があったと記憶しています
(もしかしたら3階だったかもしれません)。
 
上の図で示した位置に、小型の噴水があったような記憶があります。
噴水は写っていませんが、当時の周辺の様子が残っていました。
 
 
正確な撮影場所や方向はわかりませんが、
画像左が「桑名ビブレ」のゾーン、
画像右にある緑の柱の部分が「カフェ」だと思われます。
 
おそらくこの画像の左側か、
手前から3本目と4本目の間の通路のあたりに
噴水があったと考えられます。
 
噴水の形ですが、緑色をした円形のものだった覚えがあります。
 
説明に適したものがないか調べていたところ、
岩手県の一関サティ(現イオン一関店)のレストラン街に
同じような噴水が存在する(あるいは 存在した)ことがわかりました。
 
実際に一関サティを訪れた方のブログがありました。
 
マイカル桑名にあった噴水も
こちらのブログに掲載されている噴水に
非常に似たものだったような気がします…。
【追記】ブログが更新され、残念ながら噴水の画像は削除されてしまったようです。
【追記2】マイカル明石(現在のイオン明石ショッピングモールの2番街1階にあった「海のルネッサンス」の吹き抜け部分にも噴水が存在しました。残念ながら撤去されてしまいましたが、当時の様子は、噴水を設置した工事業者等のホームページで確認することができます。詳しくは「粋族館」についてまとめたページをご覧ください。
 
 

1番街1階 入口付近2箇所?

続いても1番街。1階の入口付近だったと思うのですが、
場所がはっきりしません。
 
おそらく下のフロアガイドの★で示された位置だったような気がします。
 
 
 モニュメントである柱の外側に
縦にガラス板がつけられていて、
そのガラス板を伝って水が上から下に流れていく
というものだったと記憶しています。
 

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雑なイラストで伝わらないかもしれませんが、
こんな感じです。
 
他にも、水槽が置かれていて、
水槽の下から空気がブクブクと出てくるようなものも
あったような、なかったような…。
 
噴水があった場所は、水道設備を撤去したうえで
謎の柱状のモニュメントが残されていました。
 
今回のリニューアルで残るかは微妙ですが…。
 
【追記】「イオンモール桑名」へのリニューアル後に確認したところ、
上記の2か所はただの角柱になっていました。
 

1番街東側(2階ガーデンプラザ入口付近)

続いては、外です。
1番街2階の「ガーデンプラザ」入口から出て、駐車場まで行くときに
階段がありますが、その階段に沿って
階段状の水路があり、そこに水が流れていました。

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私も直接見たことはありません。
 
YouTube で「Kuwana Saty」と検索すると、
以下の動画が出てきました。
「ガーデンプラザ」のあたりで若者がスケートボードをしている動画です。
 
映像が不鮮明で分かりづらいですが、
階段の両サイドに、水路があり、
水が流れている様子がわかります。
 
動画の投稿日は、2006年11月19日。
撮影日は不明ですが、背後に見える2番街の看板が
開業当初存在した「VIY MATE」ではなく、
「SATY」に取り換えられた後であることから、
VIY MATE」閉店後であると考えられます。
 
また、三交不動産のホームページに
マイカル桑名開業当初の写真が掲載されていますが、
そこにもこの水路が写っています。
 
 
画像の「1番街」と書かれた建物の入り口付近から
画像右下に向かって、3本の水路が見えます。
 
現在この場所はどうなっているのか、現地で確認したところ、
砂利で敷き詰められ、水路だった面影は全くなくなっていました。
 
ストリートビューで確認してみましょう。

中央に見える花壇のようなものが
かつての水路です。
 
別の角度から。

拡大してみると、わかりやすいのですが、
左右と中央の合計3か所に水路だった跡が残っています。
 

3番街1階 粋族館 エレベーターホール

3番街にも噴水がありました。
現在、ジョーシンがある場所の奥にある
エレベーター前の空間です。

 

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フロアマップは以下から引用しました。
 
今となってはただの広いだけの空間になってしまいましたが、
かつては幻想的な噴水がありました。
 
この場所は水族館をテーマにしたレストラン街「粋族館」の一部でした。
粋族館」は、海の底をイメージにデザインされていました。
 
階段前の辺りから噴水まではやや薄暗く、
青い光で照らされ、「海の底」が演出されていました。
 
その奥にあったのが、青い光に包まれた、薄暗い、神秘的な空間。
フロアマップのベージュの部分が池になっていました。
 
池の中には柱が5つ等間隔で並んでいます。
 
このあたりの記憶があいまいなのですが、
柱の上に女神を模った像があり、
そこから水が出ていました。
 
この柱は普通の人の身長をゆうに超えるような
高さだった気がします。
 
池と通路の間には、透明な板で作られた
手すりがあり、池に目を向けると、
投げ入れられた大量のコインが散らばっていました。
 
BGM などは流れておらず、
ただ水の音だけが聞こえており、
ずっといると怖くなってくるようだったのを記憶しています。
 
この噴水は2002年頃「粋族館」が
「レストランタウン」へ変わったのを機に、
撤去されました。
 
一時は、跡地にマッサージ店が置かれた時期がありましたが、
現在、店舗などはありません。
 
 
 レストラン街「粋族館」についての記事はこちら
 

aeonmallkuwana.hatenablog.com


 

【追記】

ジョーシンの奥にあった噴水の現在の様子です。

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ジョーシンのエアコンが置かれていました。ベンチが並べられ、休憩スペースになっているほか、

 

噴水があった当時は、床の柄の境目から

向こう側が池のようになっていました。

 

そして、これほど明るくはありませんでした。

今ではほとんど当時の面影はありません。

 

天井が特殊な形になっていました。

当時の名残なのでしょうか…。

 

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【追記2】ちなみにこの噴水は、マイカル明石(現在のイオン明石ショッピングセンター)の2番街1階に存在した「海のルネッサンス」の吹き抜けの噴水に雰囲気が似ています。「粋族館」についてまとめたページに、当時の画像へのリングが紹介されています。

 

 

ちなみに1番街1階の噴水は…

水が出る場所は、中央に大きなものが1つ、

その周りに小さなものが6つあるのですが、

中央の大きなものは、最大20mまでの高さまで

水を噴き上げることが可能だそうです。

 

噴水の設置に関わった会社のホームページです。

 

 

現在は15mの高さで稼働させているそうです。

 

また、2015年4月のリニューアルに合わせて、

かつてクリスマスシーズンに行われていた

噴水と照明を使ったショー

「ライティングファンタジー」が復活するそうです。

 

4基のムービングライトと54灯の照明を使って、
「音と光と噴水の幻想的な世界」を演出するそうです。

私も実際に見たことはないので、楽しみです!

 

あわせて読んでほしいおすすめ記事

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

 

★ダイナレックス跡地復活「トンデミクワナ」2019年4月18日開業へ(すでに閉鎖)【SPACE ATHLETIC TONDEMI アスレチック ナムコ】

みなさまご無沙汰しております。

果たしてどのくらいの方がこのブログを

見ていただいているのか書いている本人がよくわかっていませんが、

およそ4年ぶりに新しい記事を書きます。

 

2021年3月31日(水)に  「トンデミ桑名」は閉店しました。

跡地には、2021年5月14日(金)に

namco」が開業しました。

 

2019年4月18日、イオンモール桑名(旧マイカル桑名 / イオン桑名ショッピングセンター)に、

株式会社バンダイナムコアミューズメントが運営する

アミューズメント施設「トンデミ桑名店」(TONDEMI)が開店しました。

 

数少ない貴重な読者の方から情報をいただきました。

パラパラ様ありがとうございます。

 

「トンデミ桑名店」(トンデミクワナ)とは?

「トンデミ」(TONDEMI)とは、株式会社バンダイナムコアミューズメントが運営する

複合アスレチック施設のようです。

 

桑名店の他には

千葉県幕張市のイオンモール幕張新都心

東京都大田区平和島にあるようです。

 

首都圏以外では初の出店となります。

 

どのような施設になるの?

施設の全体像のイメージ図です。

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https://bandainamco-am.co.jp/NEWS/kids/20190318_1300_14-C-038.htmlより抜粋

 

SPACE ATHLETIC TONDEMI“KUWANA”の特徴
・東海地区初登場

 「体汗エンターテインメントセンター」というコンセプトのもと、郊外の屋外にしかなかったアスレチックを、身近な場所で屋内で楽しむことができる施設になっているとのこと。これまで首都圏にしかありませんでしたが、今回初め東海地方に出店します。

 

・トランポリン、クライミングウォールのほか、グループで楽しめる最新スポーツアクティビティを初導入
 「トランポリン」「クライミングウォール」「ロープウォーク」といった他の施設にもあるアクティビティに加えて、トンデミ桑名店では「サッカー」、「バスケット」といったスポーツをテーマにした「スポーツアトラクションエリア」、「エアーラン」をさらにパワーアップさせたエアー障害物コース「エアーラン・エクストリーム」が設置されます。

 思えば、ダイナレックス桑名店の末期にもフットサルコートがありました。

 

・キッズエリアを設置
トンデミの入場制限に満たない子供向けの「キッズエリア」が設置されます。トンデミにあるアクティビティの「キッズ版」を 200坪という広々としたスペースで展開。小さな子供向けのアスレチック「キッズアクションアスレ」や足漕ぎカート「キッズペダルカート」などが用意されます。

 

 

利用料金・営業時間

営業時間 10:00~21:00

 

利用料金

1人/120 分 (消費税込)
フリーパス :2,400 円
(トランポリン/クライミングウォール/ロープウォーク/スポーツアトラクション/エアーラン/ペダルカート ※キッズエリアを除く)


初回登録料 : 500 円(ソックス付)


保護者入場料 : 500 円
キッズエリア利用料 : 800 円


※その他、アクティビティごとの料金プランを用意

 

入場要件

身長 110cm 以上、体重 20kg~120kg
キッズエリア:年齢 2 歳~12 歳まで ※要保護者同伴
※その他、個別のアクティビティで別途入場制限を設定しています。

 

詳細な資料はこちら

https://bandainamco-am.co.jp/documents/company/NEWS/kids/14/20190318_14-C-038.pdf

どこに開業したの?

施設の概要を見る限り、

広い敷地と天井が高い場所が必要になりそうですが、

そんな場所、イオンモール桑名にあったっけ?と思った方もいるはず。

 

実はあるのです。

その場所は、3番街2階。
以前ブックオフ・スーパーバザーの古本売り場だった場所です。
 

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画像は以下より引用(赤線は私が書き込みました)

フロアマップ|ショップガイド│イオン桑名ショッピングセンター

 

この場所はかつて「ダイナレックス桑名店」という

室内アミューズメントパークが設置されていた場所でしたが、

2000年初頭にアトラクションの多くが消滅してしまいました。

 

天井が高い、広々とした空間があるのに

ただの古本売り場として使われている

「もったいない場所」でした。

 

2019年初頭からこの区画は閉鎖され、

「トンデミ桑名店」開業に向けて工事が行われました。

 

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 もっとも天井が高い部分のイメージ図ですが、

スペースを有効活用できてますね。

 

これまで古本売り場だったのがおかしいくらいです。

 

かつて「ダイナレックス桑名店」だった時代に

3階相当の部分(上の画像で「3」と書かれた柱の上にあるスペース)には

ゼノンシアターという映像に合わせて椅子が動くタイプのアトラクション、

ゼノンシアター撤去後はディガーズマウンテンというアスレチックがありましたが、

その部分は活用されないようです。

(パラパラ様の情報によると、トンデミの事務所スペースに転用されているとのこと。少し残念ですね)

 

「ダイナレックス桑名店」については

以下の記事をご覧ください。

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

イオンモール桑名のゲームセンターの歴史を振り返る

開業時には、

という2つのゲームセンターがありました。

 

しかし、「ダイナレックス桑名店」は、

運営もとだった「株式会社マイカルクリエイト」が

2006年8月21日に「イオンファンタジー株式会社」に吸収合併された後、

2012年2月19日に閉店しました。

 

跡地は「ブックオフ・スーパーバザー」になっています。

 

一方、「プリッズ by namco」は、

namcoイオン桑名ショッピングセンター店」という店名になった後、

2015年5月6日に閉店しました。

 

理由はイオンファンタジーが運営する「NOSICA(ノジカ)」という施設を

2015年7月30日に開店させるため。

 

その「NOSICA(ノジカ)」も2017年に業績不振のためか閉店し

2017年6月23日より「PALO 桑名店」というイオンファンタジーが運営する

ゲームセンターに変わって、現在に至ります。

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

また、2015年4月17日には1番街3階に

イオンファンタジー運営の「モーリーファンタジー桑名店」が

開業しました。

 

2019年4月中旬以降、イオンモール桑名には

の3つのアミューズメント施設があることになります。

 

何が言いたいか、というと

今回「トンデミ桑名店」を開業させる株式会社バンダイナムコアミューズメントは

前身のナムコ株式会社時代にイオンモール桑名に出店していたものの、

イオンファンタジーに追い出される形で、撤退しているのです。

 

そのバンダイナムコアミューズメントが

イオンモール桑名に再出店する点

ダイナレックス桑名店のスペースが復活する点

今回の件は非常に興味深いと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

★イオンモール桑名 無料シャトルバス 時刻表(終了)【イオン桑名SC マイカル桑名 桑名駅 無料バス】


2015年4月17日(金)から運行されていた

イオンモール桑名の無料シャトルバスですが、

2018年8月26日(土)をもって運行を終了しました。

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1日12便、「無料シャトルバス」を運行します

イオンモール桑名のリニューアルオープン日、

2015年4月17日(金)から桑名駅とイオンモール桑名を結ぶ

無料シャトルバスが運行されます。

 

これまでは桑名駅からイオンモール桑名へ来る場合は、

有料の三重交通バスを利用し、

「イオンモール桑名」か「イオンモール桑名口」で

降りる必要がありました(片道約300円)

 

新しいシャトルバスは、

午前9時台から午後6時台まで、

午前中と夕方は40分間隔、夕方以外の午後は1時間間隔で、

1日12便運行されます

(桑名駅からイオンモール桑名行きの場合)。

 

4/16 のチラシ

2015年4月16日(木)の新聞折り込みチラシの一部です。

  http://www.aeon.jp/sc/kuwana/img/pdf/reborn_0417.pdf

平日のシャトルバス運行はゴールデンウィークまで

2015年4月17日(金)からゴールデンウィーク期間中(5月6日(水))までは、

シャトルバスは毎日運行されますが、

5月9日(土)は、「土・日・祝日」のみになります。

 

運行日
平成27年4月17日(金)~5月6日(水)までの毎日
平成27年5月9日(土)以降の土日祝日

 

桑名駅~イオンモール桑名 無料シャトルバス - 路線バス|三重交通ホームページより抜粋

 

また、満員の場合でも、無料シャトルバスの増発は行われません。

 通常の有料路線バスを使用することになるので、

ご注意ください。

 

桑名駅発→イオンモール行きの時刻表

 行きのシャトルバスの時刻表です。

桑名駅東口の0番乗り場から発車するそうです。

 

桑名駅発→イオンモール桑名行き
9:40 10:20 11:00 11:40
12:40 13:40 14:40 15:40
16:40 17:20 18:00 18:40

(2015年4月現在)

  • 所要時間は10分ほど。
  • 「桑名シティホテル前」と「市役所前」を経由します。

 

イオンモール桑名発→桑名駅行きの時刻表

 

イオンモール桑名発→桑名駅行き
11:20 12:00 13:00 14:00
15:00 16:00 17:00 17:40
18:20 19:00 20:00  

 (2015年4月現在)

  • 所要時間は10分ほど。
  • 「桑名シティホテル前」と「市役所前」には停まりません。

 

無料シャトルバスの乗り場

「桑名駅」と「イオンモール桑名」双方の

乗り場の位置です。

 

詳細は三重交通ホームページに掲載されています

時刻や運行の概要などは
念のため三重交通のホームページで
確認してからお出かけください。

 

 

有料の三重交通バスを利用する場合…

時刻や所要時間は、三重交通のホームページで

検索して、ご確認ください。

 

 

行きの場合、

  • 乗車するのは「桑名駅」
  • 降車するのは「イオンモール桑名」または「イオンモール桑名口」

です。

 

  • 「イオンモール桑名」までは300円
  • 「イオンモール桑名口」までは280円

 

「イオンモール桑名口」から店内入口まではやや距離があります。

 

ぜひ読んでほしい!おすすめ記事

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

 

★7/30 ナムコ跡地に「NOSICA」(ノジカ)がオープン(すでに閉店)【2番街2階 カジノ イオンモール桑名 イオンファンタジー パロ PALO】

イオンモール桑名の2番街2階のボーリング場横に

2015年7月30日に「NISICA」(ノジカ)という

アミューズメント施設が開業していたことがわかりました。

 

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※すでに閉店しており、2017年6月23日より

「PALO 桑名店」というイオンファンタジーが運営する

ゲームセンターに変わっています。

www.aeon.jp

 

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ここはもともと「ナムコイオン桑名SC店」があった場所で、

イオンモール桑名への名称変更直後の

2015年5月6日に閉店していました。

 

 

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

求人情報によれば、

ナムコ閉店後は「イオンファンタジー桑名店」(仮称)という

新しい業態として2015年6月20日までには開業する、

とされていました。

 

しかし、実際は2015年6月20日には間に合わず、

2015年7月30日に開店を迎えました。

 

「NOSICA」(ノジカ)の概要

カジノをイメージしたアミューズメント施設です。

 
 

一般的なゲームセンターとは異なり、

1100円の入場料を払う必要があります。

 

1100円の入場料を支払えば、

ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、バカラなどの

本格的なテーブルゲームを楽しめる他、
コーヒー、ドリンク類が無料で飲めるそうです。

 

イオンモール桑名の3番街2階にあった屋内遊園地で、

入場料が無料だった「ダイナレックス桑名店」とは

違ったシステムです。

 

 

aeonmallkuwana.hatenablog.com

 

 

入場料金には、メダル300枚またはチップ300枚が含まれており、

メダルを預けることができるものの、

入場する場合には毎回1100円を支払う必要があるようです。

 

店内の写真を見ると、スロットなどが設置されている他、

UFO キャッチャーなどもある、という情報もあります。

 

具体的に料金体系がどうなっているのか、

一度入ってみないとよくわかりません。

 

「NOSICA」(ノジカ)店内の様子

ノジカのホームページに掲載されている

店内の様子です。

 

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画像はNOSICA ~賭ける、を遊ぼう~より抜粋

 

店内入口のカウンターと見られます。

ここで入場料を支払うのでしょうか。

 

「NOSICA」のホームページ

「NOSICA」は1番街3階で「モーリーファンタジー桑名店」を運営している

「株式会社イオンファンタジー」が運営しています。

 

しかし、イオンファンタジーの公式ホームページの

店舗一覧には記載がなく、

ニュースリリースなどでの紹介もありませんでした。

 

 

 

 

www.aeon.jp

 

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